新居に引っ越してきたカップル

引っ越し時の挨拶は常識!基本的なマナーはしっかりと

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引越しをする時は、旧居、新居のご近所さん達に挨拶をするのが基本です。しかし、引越し慣れしていないと、どうやって挨拶をすればいいのかわからないですよね。

今回は引越しをした時の挨拶について、基本的なマナーや、持っていくべき品物などを紹介します。

挨拶、何を伝えればいい?気持ちの良い引越しにするために

旧居での引越し挨拶はどうすればいい?

引越しをするならば、今まで住んでいた旧居のご近所さんに挨拶をするのが常識です。

挨拶をする範囲としては、一軒家の方は自宅の前後左右斜めの周囲のご近所さんに。集合住宅の方は、上下左右の方が一般的な挨拶の対象者となります。

挨拶で伝える言葉の内容は、今までお世話になったことが伝わる内容にしましょう。

例として
「○月○日に引越しをすることになりました。今まで色々とお世話になりました。引越しをする際にはお騒がせしてご迷惑をおかけするかもしれませんが、何卒よろしくお願いいたします。」

などが基本的な挨拶の文になります。

この基本形に、お世話になったエピソードなどを付け加えると、より感謝の気持ちが伝わります。

また、挨拶をする際には挨拶品を持参しましょう。この挨拶品は熨斗をつけるのが基本です。

熨斗は、水引を蝶結びのものにし、旧居の場合は「御礼」もしくは「粗品」の表記が適切とされています。

 

ただし、引越し後も関係が続くようなご近所さんの場合は、「御挨拶」の表記でも構いません。そして水引の下に名字を入れます。

挨拶品を渡す際は「心ばかりの品ですが、お受け取りください。」などの言葉を添えるようにしましょう。

新居での引越し挨拶の方法について

新居に移った場合、そのご近所さんにも挨拶を行いましょう。

新居で挨拶をする範囲は、旧居での挨拶と同様です。(一軒家の場合は前後左右斜めの家の方、集合住宅の場合は上下左右の部屋の方に。)

新居での挨拶で伝える内容は、これからお世話になること、引越しで迷惑をかけたことなどを伝えるようにするのが基本です。

例文として
「本日(もしくは○月○日に)、引っ越して来ました○○と申します。引越しの際にはお騒がせしてご迷惑をおかけしました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」
などが基本形です。

新居の挨拶の場合も、挨拶品を持参しましょう。

この挨拶品の熨斗は、水引が蝶結びのものであり御挨拶と書くのが一般的です。水引の下には名字を入れます。名前を覚えていただく上でも、名字は必ず記入してください。

旧居の場合と同様、挨拶品を渡す際には「心ばかりの品ですが、お受け取りください。」などの言葉を添えましょう。

挨拶品に何を送れば良い?相手が喜ぶオススメギフト

旧居での挨拶で渡す品のオススメギフト

引越しの挨拶品は、500円から1000円の範囲のギフトが一般的です。また、食べ物の場合は日持ちをするものであることが好ましいです。

旧居での挨拶で喜ばれるオススメギフトとしては、以下のようなものがあります。ぜひ参考にしてみてください。

キッチン洗剤ギフト
理由:キッチン用品はどの家庭でも必要であり、使用期限がないのも良いポイントです。

クッキー詰め合わせ
理由:生活用品よりも食べ物が良いと思われる方に。クッキーは日持ちをするため。

コーヒーギフトセット
理由:コーヒーを嗜まれる方は多いため、喜ばれることが多いです。

ドレッシングセット
理由:ドレッシングは食卓での汎用性が高く、日持ちもするものです。

タオルセット
理由:最も一般的な品物であり、人を選ばず送ることができます。

ちなみに、旧居を退去する時にも、いろいろなコツや知識が必要になってきます。詳しく知りたい方はこちらへどうぞ。

チェック!賃貸物件の解約手続きをするときの3つのポイント

新居での挨拶で渡す品のオススメギフト

新居の挨拶で渡す品も、基本的な考え方は旧居での挨拶の際と同じです。

しかし、引っ越した先の方は嗜好などが分からないです。そのため、旧居の時に比べて誰に送っても無難なものを選ぶことが重要です。

引越し先の新居でのオススメギフト

石鹸詰め合わせ
理由:石鹸は万人受けするギフトで、それほど高額な値段にならないため送った相手に気を遣わせません。

タオルセット
理由:旧居の場合と同じく、一般的な品で誰にでも送ることができるからです。

洗剤セット
理由:家族の居る方へのギフトにオススメです。

クッキー詰め合わせ
理由:日持ちをすることや、クッキーは好きな人が多いお菓子だからです。

入浴剤詰め合わせ
理由:すぐに消耗できるタイプのギフトであり、好まれる傾向があるため。

まとめ

引越しをする時は、旧居、新居ともにご近所さんにはマナーを守って挨拶をするようにしましょう。

基本的なマナーの心得と、喜ばれる挨拶の品を持参して挨拶をすれば、気持ちの良い引越しができることは間違いありません。