引越しは、多くの行程を踏まなければなりません。そのため、それが上手くいくかどうか不安になってしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし、引越しには上手くいく一通りの流れが存在しています。その流れが分り、準備万端にすれば引越しを恐れることはありません。
目次
結構やることがあるから早めに!引越し前の準備
業者選びは早急に
引越しをするには、それをしてくれる引越し業者の選択をしなければなりません。しかも、その選択は引越し予定が決まれば、できるだけ早い段階でしておくべきです。
なぜ早くするべきなのか?それは、希望の引越し業者のスケジュールが埋まる可能性があるからです。
特に3月から4月は業者の予約が取りにくい傾向にあります。
業者が選べずに引越しが延期してしまわないように、早急な業者選びと手配をしましょう。
自分でできる荷造りをしよう
引越しは全て業者任せでも大丈夫です。しかし、自分でできるだけの荷造りをしておくと、いろんなメリットがあります。
例えば、引越し費用を安く抑えられるとか、どのダンボールに何を入れたかが把握できるなどがそのメリットとしてあげられます。
大きなものは業者さんに荷造りしてもらい、小物はできるだけ自分で荷造りする。その心がけだけでも、スムーズな引越しができます。
荷造りについて、もっと詳しく知りたい方はこちらも併せてお読み下さい!
引越し前の手続きを完了しておこう
引越しをする前には、必要な手続きをしておかなければなりません。その例として、以下のリストが考えられます。
必要な手続きリスト(借家住まいの場合)
- 不動産業者への賃貸契約解約
- 市区町村窓口での転出届提出(引越し日の14日前から申請可能)
- 光熱水費、電話などの通信機器の住所変更手続き
- 郵便局への転送届
この他にも、契約しているサービスなどがあれば、適宜解約手続き等を行う必要があります。
バタバタしてても忘れないで!引越し当日の準備
電気のブレーカーやガスの元栓を閉めよう
引越し当日となると、引越し業者が荷物の搬送を開始するのでとてもバタバタします。しかし、そんな中でも、やるべき準備は忘れていてはいけません。
そのやるべきこととして、電気のブレーカーを切ることやガスの元栓閉めることがあります。
電気のブレーカーやガスの元栓を切らないと、追加料金が発生する可能性があります。
また、ガスの元栓はガス漏れをさせないように、安全性の面からも忘れてはいけません。
物件の引き渡しの立会いを行う
業者が荷物を全て運搬し、部屋に何もない状態になれば、物件の引き渡しを行います。賃貸の場合は管理会社に連絡をいれておくことで、引き渡しをすることができます。
引き渡しの日が、家賃を支払いがストップする日になることが多いです。そのため、荷物を運び終わったその日に物件の引き渡しの日程調整をして、立会いを行うようにしましょう。
なお、この立会いの際には、物件の破損部分に対する費用を請求されることがあります。あらかじめ、まとまった額のお金を用意しておくと安心です。
落ち着いていられない!引越し後の準備
ご近所さんに挨拶を
新居に越してきたら、まず行うことはご近所さんへの挨拶です。
挨拶をする範囲は、マンションタイプの家屋ならば上下左右のご近所さん。一軒家であれば、前後左右の隣接している家や、町内会に挨拶をしておけば大丈夫です。
挨拶をしておくことで、これからの近所付き合いを円滑にできます。面倒がらずに行っておけば後悔しません。
転入届や役所での住所変更手続きを行う
新しい住居に越してくれば、それを証明する手続きをする必要があります。それが転居届です。
転入届は、原則的に転居した日から14日以内に提出しなければなりません。できるだけ早い段階で行うようにしましょう。
また、転入届と並行して、健康保険や年金などの役所で行わなければならない住所変更手続きも行ってください。
新たに水光熱費、通信設備の申請を
新居に移れば、ライフラインである電気、水道、ガスなどを再び契約し直す必要があります。引越し後は、これらの手続きもできるだけ早く行ってください。
また、ライフラインの手続きと同時に、インターネットや電話など、通信設備の手続きも新たに行いましょう。
まとめ
引越しは、ただ荷物を旧居から新居へ移すだけではありません。引っ越すことによって、いろいろな手続きや段取りを踏まなければならないからです。
引越しをスムーズに終えるためにも、今回紹介した項目を忘れないように処理してくださいね。