引越しは、身の回りのものを精算するのにも良い機会です。そのため、古い車も売ってしまいたいと希望される方も多いでしょう。

しかし、引越しと同時に車を売るにはどうすればいいのでしょうか。この記事では、古い車を引越しをする時に売るメリットやデメリット、その方法について解説します。

引越し前と引越し後、どちらが良いの？

引越しをする前に車を売るメリット・デメリット

引越しをする際に車を売る場合、メリットがあるとともにデメリットもあります。

ではまず、引越し前に車を売るメリットを挙げていきましょう。
転居先での駐車場の確保やその費用を削減できる
引越の予定が立ってから、引越すまで、余裕を持って売却できる
などが考えられます。

次に、引越をする前に車を売るデメリットを考えてみましょう。

などが浮かび上がります。

引越し前に車を売るとなると、費用面でのメリットはあります。

しかし、それと引き換えに、交通手段や荷物の運搬手段を失うという、大きなデメリットを生み出すことにもなります。

それでは、前項とは逆で、引越しをした後に車を売るのには、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

引越し後に車を売るメリットは・・・

以上のものが考えられます。

では、逆に引越し後に車を売ることのデメリットは・・・

などがあるでしょう。

住所変更への対応や、駐車スペースさえ確保できていれば、デメリットはそれほど大きな問題ではありません。引越し前よりは、引越し後に車を売る方がメリットが大きいと考えられます。

引越した後に車を売却するには、廃車の段取りを行う必要があります。廃車とは、一時抹消登録、もしくは永久抹消登録という手続きです。

この廃車をするのには、基本的な流れがあります。

その流れを簡単に言うと

買取をしてくれる業者を見つける→価格交渉を行う→廃車手続きをしてもらう→車の売却契約を締結する

このような流れになります。

また、この流れとは少し違うものとして、自分で廃車手続きを行ってから買取をしてもらう方法もあります。

引越し後の廃車は、色々と気をつけなければならないことがあります。
まず、廃車をして車を売り払う際、良い業者を選ぶ必要がある点です。即決せずに、幾つかの業者に査定をしてもらいましょう。

次に、住所変更をしない場合、１５日以内に廃車しなければならない点です。この期間を過ぎれば、罰金を支払う可能性があります。

また、急ぎで行う場合、業者に廃車や売却を急いでいることを悟られないようにしてください。それを悟られると、足元を見られて売却する金額を安く見積もられることがあります。

たとえ古い車であっても、買取はしてくれます。その代表例が、廃車買取り業者です。

このタイプの業者は、事故車や故障した車でも買取を行ってくれるのが特徴です。さらに、無料で見積もりや査定をしてくれるだけではなく、廃車をする際の解体も無料で行ってくれることが多いです。

所持している車がどれだけ古くても、壊れていても大丈夫です。売却を諦めなければ、満足のいく条件で買取をしてくれます。

古い車を買取してくれるだけでも、お得ですよね。しかし、さらにお得に買取をしてくれる方法があります。

その方法は、車検前に買取をしてもらうことや、信頼のおける買取業者に売ることなどです。車検前の売却で、税金の還付金を受けられますし、信頼性の高いこのような廃車買取業者であれば、高額な値段で良心的な買取を行ってくれます。

売却の際は、ちょっとした気遣いをしたりアイデア、情報を得ましょう。そうすれば、もっとお得に、古い車を買取してくれる可能性が高くなります。

古い車であっても、十分買取は可能です。引越しをするのであれば、引越しをした後に古い車も一緒に処分してみるのも良いでしょう。そうすれば、スムーズに、お得に車を処分できますよ。